dead peach dayの下書きかもしれない

かもしれないわりと寒いノリのテキストがあったので消化します。

(販売中のdead peach dayはこんなノリでなく、もっと、地味な素人の文体です)

下記タイトルはお好きなようにお受け取りください。

 

・女ではないことはお前に関係ない

dead ももか(デッド モモカ/以下デもも)3月17日生(カート・ラッセルと同じ日)性別は女として育てられピンクもスカートもキティちゃんも嫌になったりピンクもスカートもキティちゃんも大好きになったりして31歳、好きなアイスクリームはずっとチョコミント。幼少時代はベロア素材と黒のエナメルストラップシューズに異様に憧れがあったがどちらも身に着ける機会に恵まれず、幼稚園の行事にてえんじ色のベロアのぼってりしたストラップシューズを履き不機嫌な顔をしている写真が残される。当時を思い出すたび口の中に苦み。そんなこだわりがややこしいガキである、他人にかわいいといわれた記憶はなくそれは10代の間も。中学で否応無く着させられた制服のかわいくないこと。すぐテカる紺色地のボックスプリーツスカートの意味は女子。休日は錆の液が飛び散ったような模様のピチピチのパンツをよく履いていました。アルゴンキン。かっこいいと思っていたんだ。私服の高校生活では存分にミニスカートを履いてやった+絶対領域。地下鉄のホームで知らんおっさんにすれ違いざま「まんこ」とささやかれたことを私は15年経っても忘れていない。あの日は白と緑の半袖ニット、ミニのプリーツスカートにオーバーニーソックスを履いていたんだ。忘れない。なお、その10年後くらいにデニムのミニスカートを履いた朝の通勤時、家の近所を歩いておったらヤングというほどでもない男にすれ違いざまに「スカートみじけぇ」といわれたことがあり、なあ、君ら、せめて、ただこれは許されるギリギリの境界のせめてなんですが、褒めてはどうでしょうか。「まんこ」も「ミニスカートが短い」も事実(ただ「ちんこ」の可能性もあり)でしかなく、それでは私は「ちんこ」「ダンロップ」「まゆげが両津勘吉」とすれ違いざまいってもいいのでしょうか。いうかよ。思うことは有〼。せめて「ナイスデニム!」といってくれたら「サンクス!」ぐらい返せたかもしれませんし、それが出会いのきっかけでぞっこんLOVE、「奇跡の出会い方をしたナイスな2人が結婚報告」とツイッターニュースになっている平行世界があったらいいね。平和(読みはディストピア)。高校生活に戻りますが、化粧にご興味を持たれたデもも妃はきれいとはいえないベースメイクに紺色のアイシャドウをぼんやり塗って友人に「デももが濃い色の化粧してるの好き」といわれて結構嬉しくなっちゃった。そうこれ。これでしょ。ひとまずここ覚えておいてね。服の専門学校では貧乏だから古着ばかり着ていてa girl like高円寺にいるひと、はい、確かに高円寺にいました。いつかのジェーン・バーキンのロングヘアになっているつもりでしばらく重たいヘアスタイル。GSのグルーピーになったほうがええんとちゃうかな。その昭和コスプレどハマりする自信あるよ。卒業後も貧乏、しばらく低賃金が続き懐は長い冬、世の中はユニクロ、Gap、H&M、Forever21、ZARAが春を迎え、私もたまに暖をとりにいったこと、忘れちゃいけないですよね。お金が無くたっておしゃれしたいんですもの!かわいいかっこして堂々とおでかけしたいの!って、セールで踏ん張って買ったUNITED BAMBOOのブラウスとGapのやっすいカーディガン、asosのやっすいスキニーパンツにこれもどっかネットで買ったまあまあ安いUSのショートブーツ履いてたら、アート系のバイト先の音楽をやっておる男子に「USインディーバンドっぽくてかっこいい」っていわれたんですよ。ぎゃはは。なんじゃそりゃ。要はちょっとアーティスティックな?とがった?なんらかの雰囲気?があるねイカしてる、という意味かしら。そうそう、20代になって結婚式に出るからおよふくとくつを買いに山へ芝刈りに行かなきゃならない事案が増えて参っちゃう。貧乏かつ貧乏性の私は結婚式後は着倒しちゃおっ☆というよなワンピースを刈ります。sister janeのキラキラブラックドレス(後にクラブ活動で活躍)、セールで格安の3.1フィリップ・リムのもったり切りっぱなしドレス(後にきれい過ぎて気に入らずパッチやワッペンでデコ☆)、どピンクデッドストック50's花柄ワンピース(後に恋人とのバカンスに着て行き彼の腕のなかにダイブ!)というラインナップ。また、この時ばかりはと調子乗ってタイツ・ストッキングに課金制限無し、脚もの好きだから特別待遇。ayame、Kiwanda、Wolfordなど。Wolfordはかずしてストッキングを語るなかれ。靴に関しては出費が大きく毎度購入では非常に心臓に負担がかかるため回を増すごとに学び、川へ拾いにゆかなくとも日頃からスペシャルかわいい靴を買いケアして常備すれば無問題。このようにファッションひとつにも学びがあり、積み重なってゆくのです、これは真面目に。お洗濯の方法だって靴や鞄のケアだって、色んな失敗を重ねて学びましたもの。かすれた加工のヒールに勝手に真っ黒の靴クリーム塗りやがった広尾の靴修理屋、ぜってえ忘れねえかんな。カスタニエールのエスパドリーユの直しも数回履いたら壊れ結局自分で直したし。No Pain,No Gain。たくましく生きようや。高校の頃2,500円で買ったメイド・イン・イングランドDr.Martensのかっちょいいストラップシューズだってまだ現役。たくましい。そいやこないだ長老がご臨終、高校の頃に100円で買ったスカートを成仏させました。履ききった!バイバイ!と円満にお別れした感じ。ハッピー。こんまり先生、こういうことでしょうか?Spark Joy!もっとときめきたい!転職したい!つってある日面接行って(帰りにデモ行って)採用後めっちゃ働いて働いて働いて…休日出勤の夜、やるなら今日しかねえつって夜の新宿にて革ジャン購入。カードをぱしんっ「一括で、あ、タグ切っちゃって着てくから」という俺めっちゃクール。うかれぽんちになってしまいその日その後の記憶がない。服装自由の職場にどんどんSpark Joyしていく私。髪は青メッシュいれたり金にしたり赤くしたり、鼻はセプタムぶち開け、すると某男性曰く「デももちゃん前もっと清楚だったよね」??????ま、いいや、セプタム褒めてくれるひとサンキュー。素敵ねっていってくれるの99%くらい女のひとで、こないだ初対面のひとで初めて男のひとにほめられたんですよね、クリームパンが人気のパン屋さん。あげパンおいしかったです。ていうかね、他に褒めてくれた男って恋人だけなんですよねーあー好き好きマジ愛してる。で、暴論と思われるかもしれないんだけど、特に我らの世代(昭和生まれ)以上は外見を褒める方法、能力に長けているのは女のひとのほうなんじゃないかなって。同性、異性相手どちらに対しても。私も結構さらっというわけですよ男女相手に、職場とか遊ぶとこで今日の服素敵っすね!って。逆があまり無いような。それは私デももがおしゃんではないからでわ。。。といわれても困りまんがな、あのスカート素敵どこのってつぶやかれたりするぐらいにはイケてますわよ。まず1、女:幼少期よりかわいーかわいーってきゃっきゃする文化圏が広く分布し褒めることに対してのハードルが低い(良い傾向)。高校時代のアイシャドウの話ってまさにこれだと思うんDA・YO・NE。対して男はそうでない?話がぶっ飛ぶ印象かもしれないけど家父長制のもとの男子の教育は関係がありそう。2、そのため女は褒めること自体にそれ以外の目的はないことが多いが、男は褒めることに慣れておらず、褒めることに勝手に意味を付加し重みをもたせてしまう(より親密な好意など)。また色目、セクハラなどと捉えられる心配もあり、うまくやれない。3、そもそも1は、女というだけで外見に対して厳しい目を向けられて育ってきているため褒められ、また、けなされることにより自尊心がぐらつくということを体感しているためコミュニケーションのひとつとして会得済み。これらの推論はナウ検証が難しいため展開せずこれにて閉幕。ご意見・ご感想お願い致します、特に男性陣。これは私の最近の話でございますが、いかれた格好をしたい、というのがあります。ドラァグクイーンのTV番組が流行っており、世の中もぶっとんだきらめきを求めている暗雲たちこめた状態なのでしょう。かくいう私も長年ド派手というには程遠いゆる〜いおしゃんしかできておらず、そのためか極端な外観への渇望が訪れ混乱しております。昨年はゴスになりたく、今年はギラギラすけすけの服が欲しく、要は頭がイっちゃってんなアイツ、と思われるような格好をして道をあけてもらいたい。な・め・ん・な・よ、と。というわけで、今年アッパーがクリアビニールでヒールが緑色の化粧瓶の形をしている激ラブリーな靴を購入・愛用しており計画は順調なのでありますが、こないだ表参道で見たうすーいコットンで繊細なギャザーのよった手刺繍入りのふわっとしたロングワンピースなどを見て、うわわわわこういうの着て編み物したりドライフルーツたっぷりのパウンドケーキ焼きたいね、と思うなどもしている。38,000円。値段が、な・め・ん・な・よ。