日記

いつになったら思い出は美しくなるの。
頭にあるカレンダーにバツつけて生きている今、あと数日でとてつもなく嫌な場所から脱することができるんだけど、私はそこは大嫌いだし二度と戻る気はない。
その地域には特別な思いはあまりないんだけどね。
そこで過ごした数年にそこでの美しいことなんて全く思いつかない。
美しくない過去って思い出と呼びたくない感じがしてきた。
嘘はつけない、美しくないものは美しくない!美しくもならないよきっと。


今日は電車でおばさんに席をすすめられて、そんなに疲れている感じに見えたのかなってのと、他人の優しさが身にしみたのと、両方。
そういえば学生の頃、電車で粟津潔の本を読んでたら、隣に座っていたおばあさんがそれを見て素敵な絵ねって話しかけてきて、ほんの少しだけど話したのが楽しかった。
電車と女のひとの組み合わせには恵まれているような気がしてきました。