日記

気分が、或いは体調が良くなくてもうどうしようもない。
したいことは山ほどあるんだけど、仕事行ったらくたくたで頭がまわらなくてやる気が起きない。
最近は水木しげるがメキシコ行った話が超面白かったので生きながらえました。お面100個くらい買ってんの…何だこいつ…。しかしお面がかっこいいので分からなくもない。あと死者の日が楽しそうなのと、時間がゆったり進んでいるというのが猛烈にうらやましい。
日本から抜け出したくなる。


テレビは自分からはほぼ観ないんだけど家族が観ていたらニュースを少し観る。呆れるやら、むなしくなるやら、そんな話ばかりで日本沈没せんかな、とたまに思うけど、きっとそう思って金あるひとは海外に行くんだなー。
音楽評論本の「ゼロ年代の音楽〜壊れた十年」を数年前に買ったのは、磯部涼氏の「ヒーローはいつだって君をがっかりさせる」を読んで彼の音楽の趣味・志向は自分のと遠くないと思って興味があったのと、ゼロ年代とくくられるその時代の特殊性…へのいらだちをひもときたい気持ちが少し(単純に年代のくくりでもあるし、どの年代の音楽もその時代背景と関連付けして語られることはほぼ必至なので特別なことではないかもしれない)。や、実際はなんとなく店で見かけて「お、イソベ、ゼロ年代?」という感じで買ったんだけど。あと、そのいらだちについてはまたいつか考えるか、多分忘れる。
その本はひととおり目を通してから、ディスクレビューちうのはジャンルを絞ったもののほうがいいなと思って全く開かなくなり売ってしまった。
そのなかのライターの対談で、日本の情況がきなくさくなってきたときに(イラク戦争辺りだと思う、曖昧で申し訳ない)、日本はだめだといってみな海外に行ってしまった、と話があったのが印象的だった。分かる、分かるよ。外国語ができようができまいが、金があるなら私もやりたい。今やりたい気持ち。英語ができるなら、もう少し現実味が増すけど。
私の気持ちとしては、国家という概念に特別な思いは無いので日本を捨てる、というよりは個人が健全に生きるためという感じでそう思うんだけど、実際行動に移せない、移す気が無いので今のところ暮らすのがわりと楽な日本に生きている。うそ、楽でもないけど。
言語面と、自分が馴染んだ土地と、治安、その点ではなかなか。
あと、日本語の音楽も生で聴いていたいし。わりとこれは大きい。
だから、自分らが生きやすくなるために今は日本で何とかあがきたい。
でも金あって日本やだなーってひとはさっさと海外に行ったりすればいいと思う。そんなひとはもう行ってるか。
要は、個人で勝手に何かやったれーと。今の状況がやだけどなんもやんない、ってのは結構良くないと思ってて。何もしないとやばいというか、何かしたら少しずつ、良いか悪いかは別として動く=変わる。変わったら考える幅も広がる。状況を変えるってのは何事においても大事な気がします。
絶望だ、と愚痴るのは死ぬ寸前ぐらいのギリギリんときぐらいにして、飯食って金稼いで遊んでワーってゆって寝られるぐらいのわりと健全な私らは、うさんくさいワードNO.1、2をさまよう「希望」(トップを争う言葉は『絆』)をもって、それをつぶされないように何とかしたいね、と思います。
したいね、ってうざいな。


頭いてー眠いーって寝てばかりいるから、どんどん思考がたまってきてしまっている。
冒頭にも書いたけど、この状態、やっぱりかなり不調だと思う。
読み返しすと自分に向けて書いてる感じがすごい。ひえー。
適当に街をふらふらしたいです。