ベルギー旅、ダイジェスト版その3

暑さで目覚めることがあたりまえになるほどの連日猛暑。毎朝のどの渇きが凄まじい。


久しぶりに写真更新します。忘れてました。今回はベルギーとフランス観光。
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ブリュッセルの街を少しだけ歩きました。

スケートパークになってしまっている広場でこどもたちがスケートの練習しているのがほほえましい。どこ行っても元気なこどもの姿には安心させられる。

あるアーティスト専門のギャラリーのウィンドウは機械仕掛けの猫のぬいぐるみがかわいくてつい入ってしまった。とにかく派手、派手。…趣味じゃないけど、このウィンドウだけはとてもバランス良く見えた。


  

こちらはグランプラス周辺。大きなタルトのピースに、この胸焼けがしそうな生クリームの山!がいこくがいこく!とテンションのあがる瞬間です。うまいかどうかは問題じゃない(まずくはなかった)。

グランプラスは世界遺産で、曖昧な認識で申しわけないのだけどもともとギルドハウスっつう色々な職業組合が集まっていた建物(現在は博物館になっている)や市庁舎などがあり、ヨーロッパ建築ここに極めり、と(素人なのに)いいたくなってしまうボリューム感。凝った造形の上にこの大きさってどうよ!と。中央の写真の建物×6ぐらい、いやもっとあったかな。でか。

おまけ、パフォーマー。…どこにでもいます。優しく見守ろう。


  

ベルギーから電車を乗り継ぎおフランス。で、一発目の食事、サラダ盛り。フランス人(の一部)、食なめとる。日本のワンプレートで出してくるようなカフェを馬鹿にできなくなりました。土下座。

中央の写真からは全てベルサイユ宮殿にて。亜空間への入り口かのような空の色になっているところからこの地がただものでないことを読みとっていただければ。過去の酒池肉林、欲望や羨望、怨念が渦巻いて…!と思いきや私の撮影テクが無いだけで、晴天をしっかり撮れた一枚もちゃんとあります(下)。各国の浮かれた観光客の歩く姿が平和を感じさせてくれます。

壁に頭部、怖い。

黄金に塗りたくってしまった門が切ない。

   


 

豪奢を越えて悪趣味。でもこれだけ技術を結集してればもう何もいえないです。すばらしいです。シンプルイズベスト?そんな精神は皆無です。


  

乙女心をくすぐる3連発。いすは鏡の間、カーテンとタッセルはマリー・アントワネットの寝室。この部屋だけ女の子が好むモチーフやカラーリングがふんだんに使われています。部屋にあったベッドは天蓋つきにでかい羽根飾りがつけられ、派手過ぎてパニックに陥りそうでした。

「かわいい部屋じゃなきゃイヤ!赤と金のマッチョ精神にかためられた部屋なんてナンセンスにしか思えないの!りぼんとバラは絶対ッ!だって女の子だもん!」という声が聴こえてきますね。

このいすにしてもカーテンにしても、織物のレベルが高い。頭がクラクラするほど細かい柄、で、恐ろしいほどの面積を覆っている。わー…(凄過ぎて脱力)。

建築も、彫刻も、壁画も、とにかく全てに関わった職人たちに心を込めて、合掌。素敵なもん見せてもらいました!


最後に書いておきたいのが、入り口のオブジェの謎。宮殿と釣り合うのは大きさだけ。形、目的など数々の疑問しか残さない。えぐい!

http://next.liberation.fr/arts/01012339960-bernar-venet-les-arcs-de-la-discorde-a-versailles
これ何よ。


まだ続く。