6月の日記

zine書いてる書いてるいってますが、できあがりません。内容、おもしろくねんだよこれが!やばい。おもしろくないんだよ(2回目)。
これまでがおもしろかったかとかいい始めるとほら、なんか、つらいからさ、ね?分かった?
よし。
それでも!今月書き終えます。よろしくお願いします。
書き終えたら、絵を描いたり何か作ったりしたものをブログにでもあげていこうかなーと思っています。


腹痛がひどくて服を作るのを中断して、寝ながらサンクラ聴いたりtwitterしながらも、ぼんやり今週末を思い返していたら記録しておきたくなって今回書き始めました。(先週書き始めたので今となっては先週末ですが。)
金曜日は表参道のオープニング・セレモニーでodd futureのメンバーとOMSBのDJが聴ける!はずが、仕事を終え走ったにも関わらず、時既に遅し。着いたら終わっていたのでせっかく来たんだしと思って店を見てきた。
地下で開かれているアリ・マルコポロスの写真展示はもともと観たかったし、服も見られたし、それはそれで良かったんだけども、店内外にこれでもかと溢れかえる、仲間たちと楽しそうにしているヘッズにもまれて気落ちしてしまった。
単純に、あーいつも1人だなあ、と寂しくなってしまったという25歳にもなって情けない話で申し訳ない。
寂しくなったあまり友人を誘い夕飯を食べ、喋り足りないとカフェに寄り終電近くになり、帰る空気になったところで急にクラブに行くことになった。
友人はクラブに行ったことがないし、そもそも熱心に音楽を聴くタイプでもない。そして私自身、たまにしか行かないからそんなひとを連れて行って、楽しめるようエスコートできる自信も経験もない。ただ置いてきぼりにしたことならある、最低だ。
退屈な時間を過ごさせるのは悪いからと思ってなかなか友人を誘えずにいたのだが、その日感じた極度の寂しさと休みへの開放感もあって、それとなく誘ってしまった。友人は行ってみたかったからと快諾してくれた。
午前1時半の新宿は明るい。大抵、夜出かけるにしても0時には室内に入るし、人通りも車もなくTSUTAYAも閉店する自宅近くの1時しか知らなかったから、当たり前のように活動する街やこれからだといわんばかりに元気な顔して歩く皆が新鮮だった。でも、何でそんなに新鮮だったかって、隣を友人が歩いていたことに尽きるのかもしれない。


その日行ったのは、ドライブのときにかける音楽をテーマにしたイベントで、なんというか、金曜日の疲れをやんわりと忘れさせてくれるような楽しい雰囲気だった。
友人と趣味は違えど音楽の話をしたり、好きなDJが近くにいる!ってきゃっきゃしたり、もちろんフロアで踊って(やっぱり少し置いてきぼりに…ごめん)、なんかおもしろかったねっていいあいながら外に出たら白い空がまぶしくて朝だーって驚いて、一歩歩くごとにげろがあってヒーってわめいて、だんだん話すこと全部がおかしく思えて、アルコールなんかとうに抜けていたのにずっと笑いながら友人宅まで歩いた。
音楽を聴きたいって1人でクラブ行って、いい曲かかったら踊って、少し疲れたら座ってぼんやりして、たまーに話しかけられてもヒイッてびびって逃げて、居る場所無くなってしまって目につく友人・恋人同士ではしゃぐ他人の姿は実はすごくうらやましい。(クラブではないけど、終始それを感じさせなかった最高のオールナイトのイベントもある!あれは素晴らしかった…。)
くそまじめに、いい音楽聴くために来てるんだよって。音楽聴くようになって10数年、そんな感じで過ごしてきて、音楽の話をする友人は身近にほぼいない。正直、音楽を聴くのにはそれでも問題はないしそういった友人を作ろうなんて必死にもなれない。だけど、純粋に音を楽しめることだけが音楽の魅力だとも思わない。
あの夜に音楽がどれだけ、どう私達に作用したのかは分からない。私達にとって非日常のクラブがおもしろかっただけといわれたらそうかなーとつい言っちゃうかもしれないけど、そこには確実に私の好きな音楽があったし、普段は積極的に音楽の話をしない友人が「この曲好きなんだ」「こういう感じの曲いいね」なんていい出したら、ああ音楽っていいよなあと噛みしめてしまうんだ。