書くことはストレス発散になっていい。
20代になって気づいた、やっと認めたんだけど、私は自分のことが大好きで仕方ないので、自分の書くものは嫌いじゃない、たまにすごく好き。
…疲れてるんだよ今。自分を大事に大事にしていたいんだよー今。自分の頭をなでて抱きしめてあげたい。…疲れてるんだよ。
少し気をゆるめるだけでぼろぼろっと色んなものが出てきそう。


そんな今でも面倒くさいことを思った。
今寝転がりながら聴いてる男性の曲の歌詞にマニキュアが出てきたんだけど色が赤なんだよー。やっぱり。やっぱり、って思っちゃった。
私も赤の爪は好きで別に嫌なわけでなく、ただ昨今誰でも赤は塗るけど(8-90年代前半ならセクシャルそのものって感じ。それか子どもが想像するおねえさん、香水の匂いのする)、それよりも昨今は誰でも色んな色を塗る。(もちろん誰でも塗らない。)
さらっと聴けばいいのにね。でもその女がね、短い小さな爪に赤を塗るのか、きれいに伸ばした縦長の爪に赤を塗るのか、その指先で小さなバッグを持つのか、スニーカーのひもを結ぶのか。考えてしまって、自分のもつ赤い爪の女のイメージの窮屈さにも気づくのだけど、何より男のひとの考える女の象徴の平坦さを指摘したくなる。
(そんな部分をたまにかわいいと思ってしまう自身の卑屈さには、辟易する…。)


女の小物って歌詞によく出てくる気がする。
逆は?って考えたときに、私は女のひとの歌をあまり聴いておらず(しかし初めて買ったCDはaikoである)、その少ないメモリーから必死に思い出そうとしてもね、男の小物が出てこんの…。それより男そのものが出てくる気がしません?髪とか手とか背中とか脚とか。
(今持ってるCD見てみたんだけど日本人のほぼ持ってないし、外国だと輸入盤ばかりで歌詞が分からない…!)
歌に表す対象が全般か個人かって違いなんだろうね。
私が象徴だと思う男の小物はスニーカーとヘアワックス(の匂い)です。私の(傍点)、全般。
あ、そいや有名な歌にYシャツや煙草とかありますね。