雑念2

フランシス・ハ、観たのでねちこく感想を書きたいのだがそれよりも先に片付けたいことひとつ。


ツイッターという世を騒がすフェミニズムの話題にうずうずもやもやしてます。
フェミニズムの話題がわあって出るのはすげえやすげえやって喜ばしい気持ちにもなんだけど、えーってなることのが多い。
大盛さん(わざとの誤字だよ)のインタビューで注目すべきは、女性のアイドル人気で女性が元気いうとるが実際男性主体やん違くない?てとこだと思いました。
女性の社会活動家のせいでーってのは失言だなーって感じだけど、あんなん知識無く深く考えないでいってんの分かるじゃん。そのあとの、女性が主体的に好きにやろーよっていってんの読んだらさ、それほどやば〜い思想もったひとでないって思うよ。だから、糾弾するよりも理解してもらうほうが先でないですか?希望あるよ、余裕で。
知識が無いのは良いことではないけど、そんなに問題は根深くないなあと思ったのでも少しみな落ち着けよと違和感もやもやでした。
と、同時に絵馬・ワット村のスピーチの日本語訳読んでね、それが新しいとか書かれてんの読んでね、ええーってズッコケっすわ。
良いスピーチだった、未だフェミニストと名乗るものに強くあたる凄まじい暴風吹き荒れる世のなかで、スターが宣言するの、すごい。やっぱ、ゆーめー人、人気者がいうのって効果的だし。助けられる気持ちになるひとがいっぱいいるんだろうってだけでもでかいことだ。
しかしそのスピーチの内容が、男女平等を手にするには女性が男性に反旗を翻すことではないとか、男性が主導権を握らなくてはならないという風潮が問題とか、それはフェミニズムとは、性差別とは何か?ということの大前提ーーー!とビックリマン…。
誰かに負担を強いたり責め立てたりしては、平等なんてありえない。女性が男性を踏みつけて立ち上がることを求めているわけではない。何かをしたいと思ったときに男女ともに性別によって阻まれることのない社会、それが目指すところなんだ。
ワット村さんのいうことは正しくて、整理されていて、分かりやすくて、私がああやっていえるかいうたら難しいからもにゃもにゃいう必要は全然ありません。偉そうでごめんなさい。
ただ、大盛・ワット村の件で自分の目にするとこにはフェミニズムがあまり根付いてない!という認識をしたのと、これからもっとみんな、各々学んでいきたいっすね、といいたくなったので書きました。
あまり石投げないで下さい。