hell yeah

毎度、体調をくずして過去を振り返ったりするなどしてより落ち込む。
特段悪さをしてるわけではなかったから(命に関わらない)、手術しなくても良かったのかとか2年前のことをいまさら。
友人が医者からきいた、身体を切るのはそれをしないひとよりも歳をとることになる、というような話はずしんときた。自分と友人の症状は違うものだから自分にあてはまるのかは確かじゃないけど少なからずダメージがあるのだと思う。どんな場合でも身体を壊したらケアは必至だから、切った分のケアも必要なんだと思う。
私は「大人」だから、健康なひとのように動けないことを認めて生きる方法を学んで実践しながら生きるべきで、それを諦めだと暗くなるのはあまりに幼稚だ。
と、ここまで頭では理解できている。
そのあとは、向き合う、というにはあまりに大げさ過ぎるように思うんだけど、それ以外にしようがない。自分から進まない限り誰も気づかない。いつのまにか誰かが治してくれているなんてことはない。
当たり前だと笑われてしまいそうだ。
気づいた分、ましでしょ。


手術のことを考えるときいつも思い出すのは、NORIKIYOの骨折の話で、実際読んだほうが最高だからあまり書かないけど、もー脚ダメだよって医者にいわれて絶望したあと諸々あってリハビリをめちゃくちゃ頑張ってすごい早さで回復させたという。
この諸々読まないと意味無いからな!読もう。
冷静になると、怪我の原因がアレだしどうしようもないわけです。
でもヤンキーの戯言かって一蹴するほど、私も全然できた人間じゃないし、それを読んで笑って感極まるようなやつもいる。
やらかしたことは消せないけど、修復や補填はできることが多い。
ひどく弱ってたときに読んだら、NORIKIYOの状況はハード過ぎて自分にとって少し逃避にも近い思考の流れではあるけど、自分もやれることをやろうと前向きに考えてられて良かった。
気分、風向きを変えたいヒップホップが好きなひとには心強い話だと思う。ヒップホップを聴かなくても、面白く読めると思うけど。
…読んでから2年経ってるけどな!じわじわと効いてきてんだよ!今も。
「ヒップホップの詩人たち」著 都築響一 の話でした。