日記

うつがいつもよりひどい。

さいきんは落ち着いてきたと思ったのに、あることをきっかけにぶり返してしまった。

同時に、何がしたいとかいっぱいアイデアが思いつくそう状態も現れていて、それらに振り回されてぐらんぐらんしてる。

どうして落ち着いた人間になれないんだろうと思う。

優しくておもしろいひとがまわりにいっぱいいて、わたしはしあわせな環境にいる。なのになんで不安になって参ってしまうのかが分からない。

まだ、長く生きたいとは思えない。

老いはそんなに嫌じゃない。年齢相応に老いてみたいと思う。

だけどいつでも死んでしまいたいという思いが根底にはいつもある。

認知の歪みだろうと考えるようにしているが、納得はできてない。

楽しいことしかしたくない、というわがままな気持ちのせいかもしれない。

やさしくてかわいい恋人が気をかけてくれるのがたぶん、きっとここに留めてくれている。

こんなふうに書いて負担に思わせてしまうのはいやだけど、もう少し元気になるまでは甘えさせてくれると気持ちが落ち着く。

わたしに、そういうひとがいてよかった。生きていてよかったと思うのはそれだ。

恋人だけじゃない、わたしと遊んでくれるひとや声をかけてくれるひとやzineを読んでくれるひとたち、そんなすてきでやさしいひとたちのおかげで素晴らしい体験をいっぱいしている。

それはわたしにとって本当に美しい記憶。

すこし分かったかも。それを今後も増やしたいからこれからも生きていくってのは結構いい考えだと思う。

わたしも誰かにとってそういう存在でありたい。

なんで不安なのか、というのは解かなくてもいいのかもしれない。たまたまそういう科目、種目の生物だった、とか。

ファッションのアンケートまとめました

dmomokam.hatenablog.com

アンケートのご協力ありがとうございました。
結果はdead peach dayのふろくになっております。
deadmarmot storeで販売中です。zineではありません。
作品のようなもの。商品です。これでお金をもらっていいと思った内容になったから値段を高めにつけました。
値段が高いzineは好きじゃありません。もととろうとすんなバカ。

2018 wave best 10

今年は初めてDJする機会をいただき、waveをどでかい音で流す/聴くという願いが叶った実にいい年でした。
音楽好きらしいひとがなんとなく、新しいジャンル?wave?grimeからきてんの?いやvaporwaveにルーツが?とあることないこと適当にいわれた2017年、その後作品自体に興味をもたれることなく2018年も過ぎていきましたが、ぼくたちわたしたちwave大好きっこにとってはそれは問題ではなく相変わらず楽しいwaveライフを送れています。
というわけで2018年のwave best 10、今年リリースされたなかで良かっただいたい10曲を順不同であげていきます。


・Kareful / I Loved A Witch once(Liquid Ritual Vol.01)
https://liquidritual.bandcamp.com/album/liquid-ritual-vol-01
今年のスペシャル最高wave。順不同といったけどこれが1番感動した。
しっかりとだれることなくキック、スネアを入れてあくまでダンスミュージックだっていう曲を作っていたKarefulがそのままのスタイルを崩さずこんなエモーショナルな曲を作れるんだと驚き。相変わらずwave優等生。適度に退屈で美しい、ずっと聴いていたい。
・Downstate / Foget U(Liquid Ritual Vol.01)
waveといえば女のひとの声をどうにかしたなんか大仰な音を入れるってのもよくあって、へたな使い方だとうるさく聴こえちゃって嫌になるんだけど、この曲での使いかたが正解です!って思う。


上記2曲の入ったLiquid Ritualのコンピはレーベル1発目だけあって、気合の入った本当に優秀なコンピでした。このまままっすぐにやっていってほしいレーベル。


・Dirty K / Torment(Compilation Vol.2-"Self Salvation" by Genome 6.66Mbp)
https://genome666mbp.bandcamp.com/album/compilation-vol-2-self-salvation
waveとしてもよいのかどうか迷うところではありますがこのコンピのタグにwaveってついてたしまーいいかって(同じコンピのKhemistの曲のがよほど従来のwaveなんだけど。)
変な咆哮に刃物の音というだいぶいかれた雰囲気ではあるんだけどそれと同時に流れるこのキャッチーなメロディー(紛れもなくwave!)、こういうハードなwaveもっとほしい。
あと上海にwaveがあるつか、Genome6.66 Mbpみたいなとがったレーベルでwaveの認識があるのは嬉しいですね。


・foxwedding / here,at the end of all things
https://fox-wedding.bandcamp.com/
ダークなwaveが多いfoxwedding。地味な曲が多くてあまり気にしていなかったんだけど何回も聴いていたらぐんぐんにはまってしまった。今年出た曲は特に暗さ/オタクっぽさに磨きがかかっていて良い。
上3曲とは真逆な、こういうベッドルーム的waveが無くなったらwaveシーンの終わりだと本気で思う。


・Deadcrow / T-800(Ⅲ)
https://deadcrow.bandcamp.com/album/iii
今年のDeadcrowはdubstep色強め・攻撃的な曲が多く、今までリリースされた曲よりもひかれなかったんだけどやはりセンスがいいし技術的にも抜群だし聴き入ってしまう。かっこいい。


・BITWVLF / Black Peach(Sidewalks and Skeletons Remix)(RIVER)
https://bitwvlf.bandcamp.com/album/river
BITWVLFの曲がいいというより、Sidewalks and Skeletonsの底上げがでかい。派手にゴスく仕上がった1曲。
2組ともダークアンビエント、ウィッチハウスよりのひとたちなんだけど、Sidewalks〜のリミックスがかなりやらかしててBITWVLFのアルバムを食ってる。このくらい自分出しまくりで派手な曲、いいですね。


・Sidewalks and Skeletons / † ▲LICE PR▲CTICE †
Crystal Castles / Alice Practice [Sidewalks and Skeletons REMIX]が正しいかも)
https://sidewalksandskeletons.bandcamp.com/track/lice-pr-ctice
Crystal Castlesの曲のリミックス。元の曲より断然いい。
ゴス味のあるwaveやっているひとこの人以外にいるのかな。


・KYO / COUNTACH(TIME LP)
・KYO / SURFACE (TIME LP)
https://sellfy.com/p/FUEc/
以前からどちらもあった曲なんですが、ちゃんと販売されたのは今年だと思われる。どっちもリリースありがとうございます。
独特のメロディーセンスのおかげでスカスカでも、いやむしろこのぐらいスカスカで安っぽいのが魅力的という稀有な存在。


・Sorsari / Dreamers (Patterns EP)
https://vibedigital.bandcamp.com/album/patterns-ep
waveのリリースに活発なレーベルvibe.degitalより。そっちの色を意識してるのかどうかわからないけど、いまどきのwaveっぽい印象。ゲーム音楽ぽいような、クラブでかけても良さそうな感じというか。
スピり度の高い名作「Worlds Away EP」に比べたらずいぶんシンプルになっちゃったけども、グッとくるイントロ(ここが一番好きかも!)、Sorsariらしいきれいめな音を重ねる手法は健在で良かったです。


次点、いや特別枠
・Plastician / 「Overdue」
https://plastician.bandcamp.com/album/overdue
waveのアルバムではないんだけど、waveの若手をフックアップし続けているwaveシーンの陰の立役者、Plasticianのアルバム。
wave味ある曲が入ってるのでここに書きました。waveとして評価するのは正直難しいけど、grimedubstepプロデューサーのイメージの彼がwaveに近いところにいるのが感慨深く。
どの曲もシンプルながら強烈なインパクトを残すところはさすが。リリースするよりもずっと前に、たぶんRinseの彼の番組で聴いて、その後ずっと覚えてたもん。


・まとめ
wave、まともにかっけえ曲探すのがほんと難しい。なんとなくでやってんだろ!って思うのもいっぱい。
今年出されたものはダンスミュージック色が強くなっているような気がして正直物足りなさを感じています。
もっとエモーショナル、お耽美なwaveがほしい!waveでしかできないことをやってくれ〜と。そこのバランスが抜群だったのがKarefulの件の1曲でした。
表に出ていないけどかっこいいのはもっとあると思うんで、地道に探していきます。

日記

最近作ったzine、久しぶりに誰かに読んでもらわなきゃ、というものができたと思う。できた、というか結果的になってしまった。
最後のほうに書いた件など全く予定外で(なんせ出す前日の話だから)、あれのおかげで全体としてのバランスは崩れたぐらいには思っている。書きすぎてしまった。でももういい。結果的に、いろんな件が交差的に考えられるべき、というzineになった、かな。


毎回、男に、女に、読んでもらいたいとは思ってなくて、誰でも、と思う。そうでないと意味がない。
ただ少し思うのは、ライブハウスやクラブで遊ぶようないろんなひとたちへってのはある。遊びかたを知らない迷惑なひと、遊びかたを押しつける"真面目な"ひと、どちらもわたしは苦手。こうでないとならない、は最低限にしたい。それ以外はそのハコに委ねる部分だし。


あともうひとつ、自分が女なのか正直わからないなあとここ数年よく考えていて(女にはまらなくて息苦しい、しかし男でもない)、きっと世の中には、いまの日本には、そういう人間が自分のとなりにいるかもしれないと考えるひとは多くない気がする。

日記

性的な被害ってのはいつもだいたい被害にあったひとが自分からいわなきゃいけなくてとてつもなくしんどい。最悪。泣きたい。
というか実際、被害にあったときは泣いた。小さい頃の話で、これまで誰にも話したことはないし、今も話せる気がしない。
物理的な(というのも変な表現だが)被害ではなかったので心の傷としては小さいのかもしれなくて、成長してから大きな恐怖も無く他人と性的な関係をもつことができたので、今は忘れてしまいたい過去の悲しい記憶のひとつになっている。立ち位置としては。
しかし加齢とともにたくさんの記憶を失っているというのに、こればかりはそのときの感情すら思い出すことができてしまい、薄れてすらくれない。そして誰かの被害について見聞きするときは怒りがわくのに、自分の身に起こったことについては悲しみ、羞恥、恐怖が占めていて、正直なところ、怒りにあまりつながっていない。相手を許しているわけではない。その件を許す気は全くない。だけど自分の感情に向き合うと、なぜこうなってしまったんだろう、自分は失敗してしまったと自分の「落ち度」を意識してしまう。恥ずかしいと思って言葉にすることができない。頭では落ち度など無いと理解しているのに、感情の面では未だに処理ができない。
それくらいのことを未だ気にしているなんて、といわれそうだという恐れもある。その壁を自分は越えられていない。
加害者は男性だったけどそれで男性の存在に恐怖をもつことがなかったのはやはり被害としては小さかったからだと思う。それでもこれだけ自分に強く跡を残している事実があることを考えると、被害にあったたくさんのひとたちの傷はとても深く大きいものなんだろうと想像する。
さらに自らそれをひとに伝えているひとたちはまた勇気も負担も相当なもののはずだ。そんなことをさせてしまう現状が悲しくてしかたない。理解のないひと含む加害者に対してすごくむかつく。腹立たしい。怖い。何ていったらいいか本当に分からなくて情けないが、まずそう感じている。
もしそういった他人の告発、発言に少しでも疑問をもったり、批判的になったりしたら、いちど立ちどまって考え直してほしい。それが知らない他人のことなら特に、あなたが介入できることはないと気づいてほしい。
世の中の意識は少しずつ変わっているはずと考えながらも、悲観的かもしれないが大きくは変わっているように感じなくて、これを書いた。