日記

1日良い日があってもズドン、ストレスに弱くなってしまった。
花は綺麗で、良い音楽は良くて、病院の先生はいつもより少しはきはき喋っていて、薬の量は少し増えた。
夕飯の鯵の南蛮漬けはおいしかったけど、そのあと食べた、もらったマーマレードはおいしいはずが笑えるほど味がしなくてかたいスポンジをかじっているみたいで、今日までを考えたら悔しくて泣いて死にたくなって、死にたくなったら外に出ろって自分で前に思ったからやってみたら少しましになって、尿意に負けて帰ってきたらまた死にたくなった。
夜の外は歌うひとが多くて、ごくたまに座るベンチには手すりがついていて寝転がれない仕様になっていて、人通りはなかなか絶えなくて、ひとを見てたら死ぬまえに臓器提供の意思表示カードを書いておこうと思って、どうせ死なないで明日も生きてしまうんだけどそれはやっておきたい。